子供連れでJAL国内線に乗る際にやってよかったこと、便利だったことをまとめてみました。
こんにちは、ぴゃいです。先日幼児2人を連れて、JAL羽田ー那覇線に乗ってきました。当初行く前は子連れで飛行機は大変そうだなと思っていましたが、事前に様々な準備をしたところ、めちゃめちゃ楽しく過ごせましたので、やってよかったこと、便利だったことをまとめます。
- 3歳未満は膝の上に抱えれば運賃無料
- 酸素マスクの関係で幼児2人連れの並び席は原則不可
- JAL国内線で子連れにうれしいサービス
- 羽田空港での過ごし方について
- 耳抜き対策などあってよかったグッズ
- JALはANAとどっちが子供連れにやさしい?
3歳未満は膝の上に抱えれば運賃無料
JAL・ANA国内線については、3歳未満までは大人が抱えることで無料になります(希望すれば有料で座席を用意することもできます)。お金的には子供分が無料というのはやはり大変助かります。3歳からは有料となりますので、子供が3歳になる前に一度どこかに出かけたいと思ってしまいます。
今回特典航空券を利用しましたが、HPの指示に従って入力を進めていたところ、幼児の情報を入力する欄がなく、当初大人2人の予約となりました。LCCは会社によってですが、2歳でも有料となる場合もあります。
運賃はかからずとも、幼児の氏名登録は必要
これはすごく注意が必要なことなのですが、幼児の搭乗人数が限られているため、運賃はかからずとも、幼児が搭乗することの登録は必要です。特典航空券で予約の際は、幼児の登録がweb上ではできないため、航空会社(JALであればスマイルサポートデスク)に電話し、幼児2名がいることを伝える必要があります。最悪当日飛行機に乗れないかもしれないため、子供がいる場合は必ず登録を済ませておきましょう。
酸素マスクの関係で幼児2人連れの並び席は原則不可
飛行機では非常時の際、酸素マスクが下りていますが、幼児を抱っこしている場合、幼児の分もマスクが必要となります。幼児2人を並んで抱っこして席をとると、酸素マスクは4つ必要となりますが、通常酸素マスクは座席列ごとに座席数+1で配置されているため、幼児2人連れで隣座席をとれる場所は限られています。通路を挟んでいれば、座席の列が異なるため、幼児2人連れの並び席も可能です。
予約はできても勝手に席を動かされてしまうことも
今回の旅行では自分と妻の特典航空券を並び席で予約しており、その後スマイルサポートデスクに幼児2名連れであることを告げ、子供たちの氏名・年齢を登録しました。登録後web上で確認すると、座席が勝手に通路を挟んだ並び席に動かされてしまいました。幼児2人を並び席できないことを知らなかったため、相当あせりました(汗)。その後スマイルサポートデスクから連絡があり、幼児並び席が確保できないため、通路を挟んだ席に移動させていただきますとの連絡がありました。
運よく往路・復路ともに座席に余裕があったため、CAさんから横並び3席使っていいですよとお言葉をいただき、2歳の長女を間に座らせていくことができました。空席があって可能な話だと思いますので、周りへの迷惑を少なくするためにもなるべく空いている便を選ぶことも重要だと思います。
「幼児2名連れの方優先座席」は早めに予約を
JAL国内線であれば、「幼児2名連れの方優先座席」であれば同じ列の座席並びであっても大丈夫です。電話で確認したところ、ANA国内線では幼児2人連れでは並び席の利用はできないとのことでした。通路を挟んでの並び座席指定は可能となります。JALでも「幼児2名連れの方優先座席」の数はとても少ないので、早めに予約が必要です。我々も復路は確保できました。
JAL国内線で子連れにうれしいサービス
JAL手ぶらでお出かけサービス
子供連れの旅行で一番大変なことは荷物を抱えて子供の面倒を見なければならないことだと思います。JAL国内線の場合、重さ20kg以内、3辺が140cm以内であればスーツケースであれば、自宅に集荷してくれて、宿泊先まで送ることができます(1630円、沖縄2040円)。また、帰りは重さ20kg以内、3辺が50cm×60cm×120cm以内の荷物であれば、空港から1000円で自宅まで荷物を届けることができます(帰りについてはANAも同様のサービスあり)。行きは着替えや子供のおむつなどを圧縮袋に入れて送り、帰りはおむつのなくなったスペースにお土産をつめて自宅まで送りました。
我が家は子供がバスに酔うことから電車で空港まで移動しましたが、このサービスを利用することでリュックを背負っても両手が空き、すごく身軽に移動できました。子供連れの場合、階段などを抱っこして上り下りしなければならないケースもあり、このサービスはとてもとてもありがたいものです。子連れ旅行の場合利用は必須だなと思います。空港に到着後もスーツケースなどを預けていないため、すぐに移動することができます。
当日空港で空席があれば、1000円でクラスJに変更可能
JAL国内線では当日空港で空席があれば、1000円でクラスJに変更できます。今回は往路で空きがなく、復路では空きがあったものの4人座席の真ん中2つになるとのことで利用しませんでしたが、うまく空きがあれば、子供を抱っこするのに楽な広い座席になるので、申し込んでみてはいかがでしょうか。
座席表示サービス
JALでは、座席指定画面上で幼児マークを表示し、幼児連れであることを他のお客さんに案内してくれます。賛否両論あるようですが、子供の隣が嫌な方などは座席を避け、結果的に周りが空席になる確率も上がるため、自分はよいシステムではと思います。
機内では子供にプレゼントが
ANAでも同様のサービスがあると思いますが、子供にはプレゼントが用意されています。数種類から希望のものを選ぶことができます。絵本も置いてありました。
CAさんはみんな優しく接してくれます
「お子様は初めてのご旅行ですか」と声をかけていただき、ミルクの作成や荷物の収納などを手伝っていただき、助かりました。機内で少し飽きた子供が窓から外を見に行くときも遊んでもらえました。本当にありがとうございます。
羽田空港での過ごし方について
飛行機内で寝てもらうため、空港には2時間前に到着し、たっぷり遊ばせて食事をとりました。羽田空港内は子供が時間をつぶせる場所も多く、またベビーカーの貸し出しもあります。
レストランドミニコ
お子様ランチがボリュームもあり、おいしそうだったのでこちらのお店にしました。窓から飛行機もよく見えます。
羽田空港展望デッキ
羽田第一ターミナルからは、飛行機の離着陸が見れます。子供が走れるくらいのスペースがありますので、天気の良い日はこちらで時間をつぶせます。ホットドックなどの軽食や飲み物も売っています。
キッズコーナー
手荷物検査場の外と中にそれぞれあります。対象年齢は5歳くらいまでと思いますが、2歳の長女はめいっぱい遊んでくれました。 ここで体力を使わせるのが吉。。。
耳抜き対策などあってよかったグッズ
子供は上手に耳抜きができないことが多く、飛行機降下時に泣いてしまうことがあります。あるいは長時間の移動に飽きて泣き出してしまうこともあります。
ジュース、ミルクといった飲み物
目的地に到着する30分前くらいに降下案内が入ったら、CAさんに頼んで持参した水筒などにジュースやミルクなどをもらうとよいと思います。逆に降下まではあまりジュースなどを与えないようにしていました。降下し始めてから(気圧が変化し始めてから)飲ませるため、もらってもすぐ与えないよう注意する必要があります。
長く噛めるおかし(EDISONmamaのなが~くかじかじ食べられる歯がため)
これめっちゃ役に立ちました。当初の期待からすると役に立った度は断トツの1位です。キャンディーや飴も用意しましたが、子供が気に入ったのは、EDISONmamaのなが~くかじかじ食べられる歯がためでした。1枚食べるのに30分ほどかかるため、食べるのに夢中でまったく耳をいたがりませんでした。
・タブレット
タブレットに子供が好きなビデオなどをダウンロードして置くと、機内モードで見ることができます。後述するJALアプリは利用できないため注意が必要です。
・JALアプリ
搭乗前にダウンロードして置くことで、子供向けアニメなどを機内Wifiを使って視聴できます。アンパンマンやしまじろうなどの動画を無料で視聴できます。注意点は、搭乗前にアプリをダウンロードしていないと見れないことと、androidやiOS以外のタブレットなどでは見れないということです。
・子供用ヘッドフォン
タブレットなどを視聴する際に、機内では音を出せないためヘッドフォンを用意しました。2人目の子供も将来使えるよう、ヘッドフォンにイヤホンジャックがついているものを選びました。デザインが気に入ったのか、家にいるときも時々身に着けています(笑)
・イヤープレーン(気圧対応耳栓)
子供用の気圧変動対応耳栓です。下の子(0歳)は機内で寝てたためつけることができましたが、2歳の長女は嫌がってしまい、つけることができませんでした。多少高価ですが、飛行機の気圧に対応するためには通常の耳栓ではだめなようで、念のため購入しました。子供の耳にも入るサイズです。
JALはANAとどっちが子供連れにやさしい?
JALもANAも子供連れに関する様々なサービスがあり、LCCを利用するよりははるかに快適に空の旅を楽しめます。その中で、特にJALはANAよりも子供連れに快適だなと感じたのは以下の点です。
・自宅への集荷サービスがある
子供連れ旅行で大きな問題は多くの荷物持った状態で子供を連れて移動することです。復路において空港から自宅まで荷物を宅配するサービスはANA・JALともに実施していますが、往路において自宅から宿泊先まで荷物を宅配できるJALは手ぶらでお出かけサービスはANAにはない子供連れに本当にうれしいサービスです。
・幼児2人連れでも並び席が確保できる。
幼児2人連れの場合、酸素マスクの関係で通常並び席が確保できません。ただし、JALでは幼児2人連れ優先席を一部設け、幼児2人連れでも並びで座席を確保することができます。ANAでも通路を挟んでの並び席は可能ですが、隣に座った方に迷惑がかかることも考えられるため、JALの幼児2人連れ優先席はありがたいなと感じました。