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この自治体がすごい!2020年に向けたふるさと納税のおすすめまとめ

こんにちは、ぴゃいです。

我が家では2015年頃より、ふるさと納税を行っています。当時より寄付金額に対していただくことのできる返礼品は価値が抑えられていますが、それでも家計を助けてくれる、また様々な特産品を楽しませてくれるありがたい制度です。本日は、2019年に我が家が応募したふるさと納税をランキング形式で紹介します。現在は在庫切れでも、時期になれば2020年も同様の返礼品が用意されている自治体がほとんどですので、ぜひ参考にしてください。

我が家のふるさと納税の基本

はじめに我が家のふるさと納税の考え方です。我が家は共働きで、妻の育児休業の関係がありますが、寄付金額は10~15万円くらいとなっています。その中で、ただ単にコストパフォーマンスを追及するだけでなく、以下の点を重要視しています。

     高いので自分では買わないけれど、もらうととても嬉しいもの

日常使うもの、良く食べるものをふるさと納税でもらってもよいのですが、せっかくの機会なので、いままで食べたことのないようなもの、高くて自分ではあまり買わないものなどを選んでいます。地方の特産物などで食べたことないものでもおいしいものが見つかると、とても感動します。

     買って運ぶのが大変で、定期的に届くと嬉しいもの(=お米)

 我が家は自家用車がないため、月一度カーシェアを利用する以外は自転車などで買い物に行きます。そのため、トイレットペーパーやペットボトル飲料など、かさばるものや重いものをお店から家まで運ぶのが結構大変です。特にお米に関しては、定期的に必要となりますが、重いため、ふるさと納税を利用して家まで届けてもらってとても助かっています。

5位 文旦5kg (寄付金額5,000円)

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文旦はふるさと納税で出会った好きなものの一つです。

文旦について

 文旦は5年ほど前にふるさと納税で初めて食べて、そのおいしさに感動し、毎年ふるさと納税を続けています(寄付する自治体は変わりますが)。大きさはグレープフルーツより大きく、とてもみずみずしい果肉で、食べると口の中ではじけるように果汁が広がります。香りも素晴らしく、皮をむかなくてもとてもいい香りですが、皮をむくと、より一層柑橘系のさわやかな香りが広がります。みかんやいよかん、グレープフルーツなどのどの柑橘類とも異なる文旦が大好きになり、スーパーなどでも探すのですが、あまり売っていません(売ってても1個250円くらいと高い・・・)。また、何もせずとも1月くらい長持ちするため、10kgくらいであればまとめてもらっても全然困りません。ややあたりはずれが大きく、甘みがなかったり、果肉に果汁が入っておらず、かさかさのものが混じっていることもありました。

高知県宿毛市の文旦

 文旦の旬は1~3月頃で、どの自治体もその頃届きます。。今年は、高知県宿毛市の文旦5kgをいただきました(既に2つ食べてしまったので写真は2つ減っています)。寄付金額が5,000円と安いので、試しに頼んでみてもいいですね。文旦については、その時々でお得な自治体を選んでいるため、寄付する自治体もたまに変わり、また同じ自治体でも結構当たり外れがありますが、今年の高知県宿毛市は過去5年の中で2番目に美味しかったです。とても甘く、酸味もありますが、果肉のみずみずしさ、香りは素晴らしいです。酸味については、1週間ほど追熟させるとおいしくなりますと書かれていました。形や表面に傷があるものもあり、おそらく一級品ではないのかなと思いますが、味は文句なしに一級品です。5,000円という少額で5kgの文旦がもらえる非常にお得な自治体で、この金額であれば2020年もリピートしたいと考えています

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 ※2020年4月現在在庫切れです。1~3月頃出荷のため、冬頃募集を再開するものと思われます。

4位 北海道白糠町のいくら500g (寄付金額8,000円)

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250g×2パックに分けられているので、2回に分けて楽しめます。

ふるさと納税のいくら(鮭と鱒の違い)

 いくらは家族全員大好きなのですが、高くてなかなか買えないため、我が家のふるさと納税の定番となっています(ほかにウニなどもよく頼みます)。ふるさと納税におけるいくらの注意点としては、鮭のいくらと鱒のいくらがあることです。普段お寿司屋さんなどで見かけるのは、鮭のいくらかと思いますが、ふるさと納税では鱒のいくらもよく見かけます。鱒のいくらは鮭のいくらよりも粒が小さいことが特徴です。味の違いについては、正直自分にはわかりませんでしたが、やや鱒のいくらの方が甘味が強いという記事もみかけました。鮭のいくらよりも鱒のいくらの方が若干安いようで、こだわりがなければ鱒のいくらもおすすめです。

北海道白糠町のいくら

 今回は多くの自治体が1万円当たり500g程度のいくらを返礼品とする中で、8,000円で500gと最もコスパがよさそうな北海道白糠町を選びました。いくらは冷凍で送られ、小分けになっているため、何回かに分けて食べることができます。解凍する場合は、冷蔵庫で半日ほど置いとけばよいので簡単です。我が家ではいくら丼の他に、手巻き寿司やちらし寿司でも利用し、大変おいしくいただきました。いくらは何年も続けてふるさと納税を利用していますが、味の違いはあまりわからず、量を中心に選んでよいのかなと思っています。1万円以内で500g以上もらえる自治体があれば、2020年もリピートしたいなと思います。

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3位 岡山県吉備中央町の米60kg (寄付金額40,000円)

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やはりお米はふるさと納税の主役です

ふるさと納税のお米は玄関先まで運んでくれるのでとても助かる

 最も多くのご家庭でふるさと納税を利用しているものがお米ではないでしょうか。我が家では、ふるさと納税でのお米の選び方の基準が3点あります。

 年間60kg以上
 1万円あたり10kg以上
 年間を通じて、小分けに配送してくれること

 年間60kgは家族4人が1年間で食べるお米にちょっと足りないくらいです(おそらく我が家は年間80kgかなと思います)。余ると置き場所などに困ってしまうので、ちょっと足りないくらいが理想です。

 また、寄付金額1万円あたり15kg以上を目安としています。いくつかの自治体、福島県湯川村や長野県阿南町など、いくつかの自治体のお米をいただいてきましたが、味の違いはそれほどわからず(どこも美味しいお米でした)、寄付金額における量で決めてよいと考えています。

 最後に、「年間を通じて、小分けに配送してくれること」、こちらが非常に重要となります。お米に関しては、精米してからどんどん味が落ちていきます。そのため、精米したお米をできる限りこまめに届けてくれる自治体を探しています。また、スーパーで購入すると、とても重いので、自宅まで届けてもらえるふるさと納税を利用できるのはとても助かります。60kgのお米がまとめて届いても、味は落ちてしまいますし、置き場所にも困ってしまいますからね。

岡山県吉備中央町の米

 寄付金額4万円で60kgというのは、現在のふるさと納税ではかなり優秀なほうです(以前は3万円で60kg自治体があったのですが)。吉備中央町の素晴らしいところは、15kgのお米を年4回に分けて配送してくれます。年間を通じて精米したてのお米を送ってもらえるため、1年を通じて大変おいしいお米をいただくことができます。全くふるさと納税とが関係ありませんが、今年炊飯器を土鍋風のものに変えたため、特においしくいただいています(笑)。欲を言えば、10kgごとに年6回配送してもらえるとよりいいのですが・・・。

<速報:2020年4月現在>2020年も岡山県吉備中央町がおすすめ(15kg11,000円)

 お米のふるさと納税は4月頃から募集を開始する自治体が多いです。各ふるさと納税サイトを調査したところ、白米では、1kg当たりの寄付金額が800円~1,000円くらいのところが多いです。2020年は2019年に比較して若干値上がりしている自治体が多く、吉備中央町も11,000円当たりお米15kgの返礼品と、2019年に比べて1,000円高くなっています。それでも1kg当たり733円(11,000円÷15kg)と私が調べた自治体の中で最もコストパフォーマンスが高く、また配送月を選べることやクレジットカード払いが可能な自由度の高さから、2020年おすすめNo1です!他自治体に対してかなり優位性がありますので、寄付が終了する前に、早めの申し込みをお勧めします。我が家でも3か月ごとに年間60kgを申し込みました。

furusato-kibichuo.jp

 

2位 うなぎ5尾 (寄付金額20,000円~24,000円)

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うなぎのたれも入っています。過去にはお吸い物などがついてくる自治体もありました。

国産うなぎを格安で

 うなぎは自分も妻も大好物ですが、外で食べるととても高い。また小さな子供を連れてはうなぎ屋に入りにくく、ここ数年ふるさと納税に頼っています。うなぎ屋でうなぎを頼むと、夫婦で少なくとも5千円ほどします。仮に10回うなぎを食べにいくと、5万円以上の出費になります。ふるさと納税のうなぎはその地方で育てられたものが多く、当然国産になり、安全安心かつとても美味しいです。

 1点注意点としては、ふるさと納税のうなぎの中には頭がついているものと、ついていないものがあります。関西では頭付きが主流のようで、固いですが、栄養価があるとのことです。寄付先を選ぶ際に、どちらなのか気にしてみると良いかもしれません。ここ数年うなぎは毎年ふるさと納税でお世話になっていますが、どこもおいしく、味に変わりはないので、量で選べばよいかなと思います。

鹿児島県 鹿屋市(2万円5尾)と宮崎健都農町(24,000円5尾)のうなぎ

 2019年は5月に鹿児島県家屋市でうなぎを頼み、さらに11月に宮崎県都農に11月追加で申し込みました。どちらの自治体もうなぎの大きさは1尾180gほどの大きいうなぎで合計約0.8kgでした。2019年後半は寄付金額に対する返礼品の価値が規制されており、鹿児島県家屋市でも2020年4月現在は、21,000円で4尾となっています。

 うなぎは冷凍で送られてくるため、食べたいときに湯煎やレンジ等で解凍していただきます。1枚が大きいうなぎだったので、妻と2人+幼児2人で1枚で十分でした。ちなみにお米もふるさと納税なので、うな丼や4位のいくら丼を我が家ではふるさと納税飯と呼んでいます。両親もうなぎは大好きなため、おすそ分けすると大変喜ばれる一品です。うなぎはちょうど申し込み時期間限定で1枚増量していたので、今年もうまいことお得なうなぎを見つけたいと考えています。うまく見つけられたらまたブログで報告しますね。

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1位 塩もつ鍋15人前と辛子明太子500gのセット (寄付金額15,000円)

冷凍明太子

2019年のふるさと納税で我が家のMVPに輝いたのが、佐賀県上峰町のもつ鍋と明太子のセットです。そもそもの目当ては明太子でした。冷凍で送られてきた明太子を今年買い換えた炊飯器で炊いたご飯でいただく、というのが目的で、実際明太子はとてもおいしく楽しめました。500gとかなりの量でしたが、冷凍されていたので、食べたい分だけ解凍できるのが便利でした。しかし、驚きだったのは一緒についてきたもつ鍋セットです。

ニンニクの効いたスープがうますぎる塩もつ鍋

 そもそももつ鍋など全く食べたことのない我が家でしたが、今回いただいた塩もつ鍋を食べてみてびっくり、ニンニクの効いたスープが染みわたり、もつもうまみがぎっしりと詰まっており、締めのラーメンまで大満足でいただきました。もつ自体がかなり油っぽいため、我が家ではとり胸肉などのあっさりした肉を併せて使いました。スープも濃縮タイプであるため、1回の鍋に必要な量は少量でよく、秋頃より月1~2で食べているにも関わらず(おそらく10回以上)、3月まで残っていました。なによりも、我が家ではまねすることのできないニンニクの効いたインパクトのある味の虜になってしまい、今冬シーズンの鍋料理の主役に躍り出ました。これこそふるさと納税の醍醐味である、これまで食べたことのない未知のおいしさとの出会いでした。食費への貢献度も素晴らしく、コストパフォーマンスからも2019年のふるさと納税MVPに押したいと思います。2020年4月現在、明太子と塩もつ鍋のセットはなくなり、塩もつ鍋12人前のセットで1万円となっています。発送までに4か月ほどかかると案内されていますので、今年も夏ごろ確実に申し込みたいと考えています。

 

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上峰町ふるさと納税に力を入れており、ハンバーグやエビフライ、和牛切り落としなど、他にも魅力的な品々が多数用意されています。

まとめ

 ふるさと納税には賛否両論ありますが、まったく知らなかった自治体から、まったく知らなかった特産品が届き、それがとても美味しいものだった時、とてもうれしく思うと同時に、その自治体への感謝が生まれます。旅行した時など、ふとふるさと納税自治体の近くを通ると、ちょっと寄ってみようかなと思うこともあり、自治体と個人の間を結ぶきっかけになるのであれば、素晴らしい制度ではないかなと思います。